ノエミ・メルラン

ドラマ

TAR /ター

クラシック音楽界の頂点を極めた女性指揮者リディア・ターの栄光が、とある告発をきっかけに、脆くも瓦解していく。果たしてそこには陰謀があるのか、誰かの裏切りなのか、それともすべては彼女の野心と慢心が引き起こしたことなのか。才能にあふれた野心的音楽家が、次第に疑心暗鬼の中で “闇”に堕ちていく姿を、ケイト・ブランシェットが入魂の演技で魅せる。
ロマンス

燃ゆる女の肖像/Portrait of a Lady on Fire

結婚においても職業においても圧倒的な男性優位の社会のなかで、女性同士が互いの知性と感性を認め合い、共感に満ちた時間を熱く、静かに交換しあう姿に魅了される。「こんなロマンスをこそ待ち望んでいた」と言いたくなるような、愛着の一本。