ロマンス

ドラマ

エゴイスト / EGOIST

東京でファッション雑誌の仕事を持ちゲイライフを謳歌している浩輔。母子家庭に育ち、いまは病気がちの母親の面倒をみながら健気に生きている青年・龍太。惹かれあい、求めあいながらも、与える者と与えられる者の不均衡が二人のあいだに亀裂をもたらし、やがて過酷な巡りあわせが訪れる。これはファンタジックなBL映画なんかじゃない。
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Summer of 85

1985年、フランス・ノルマンディーの海辺の町を舞台に繰り広げられる、美しき青年たちのたった一夏の恋。十代の多感な青年が放つ狂おしいほどの恋情とともに、未熟さがもたらす残酷なすれ違いを、名匠の呼び声の高いフランソワ・オゾン監督が甘く切なく、みずみずしく描く。
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燃ゆる女の肖像/Portrait of a Lady on Fire

結婚においても職業においても圧倒的な男性優位の社会のなかで、女性同士が互いの知性と感性を認め合い、共感に満ちた時間を熱く、静かに交換しあう姿に魅了される。「こんなロマンスをこそ待ち望んでいた」と言いたくなるような、愛着の一本。
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君の名前で僕を呼んで/Call Me By Your Name

北イタリアの別荘で両親とともに一夏を過ごしていたエリオは、音楽の才能に恵まれた多感な17歳。父が招いた24歳の考古学研究者オリヴァーへの反発まじりの好奇心が、やがて焦がれるような恋心になっていく。二人の美しい青年たちが恋の冒険に身を投じていく姿が、青空のようにすがすがしく、みずみずしく、せつなく描かれる。
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スーパーノヴァ/supernova

長いあいだ特別な関係で結ばれ、互いを支えあってきたピアニストと作家のゲイカップル。ひとりが徐々に記憶を失っていく病に冒されてしまったことから、命と愛の選択をめぐる葛藤が二人を追い込んでいくーーー。私生活でも親友同士らしいコリン・ファースとスタンリー・トゥッチが、なんとも愛らしくせつなく、深い人間味を感じさせる名演を見せてくれます。