ティモシー・シャラメ

アートな映画

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊/The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun

鬼才ウェス・アンダーソン監督のメディア愛と映画愛がほとばしる、風変わりでチャーミングでアーティスティックな映像世界。案内人は、フランスの架空の街を拠点とする架空の雑誌「フレンチ・ディスパッチ」の名記者たち。急死した編集長の追悼を込めてそれぞれが書き上げた奇想天外な記事が、そのまま映画のストーリーとしてオムニバス形式で展開していく。主役級の名優たちが絢爛豪華に大量出演しているのも見もの。
ロマンス

君の名前で僕を呼んで/Call Me By Your Name

北イタリアの別荘で両親とともに一夏を過ごしていたエリオは、音楽の才能に恵まれた多感な17歳。父が招いた24歳の考古学研究者オリヴァーへの反発まじりの好奇心が、やがて焦がれるような恋心になっていく。二人の美しい青年たちが恋の冒険に身を投じていく姿が、青空のようにすがすがしく、みずみずしく、せつなく描かれる。